コラム

ペット葬儀の歴史と種類

ペット葬儀の歴史について

今では当たり前になりつつあるペット葬儀はいつ頃から始まったのでしょうか。
動物の葬儀や火葬を引き受ける事業が始まったのは、第二戦後すぐの1948年頃と考えられています。
東京都や神奈川県で動物霊園事業が始まったことを皮切りに、その後全国各地にペット葬儀社が誕生しました。

平成の時代を迎えると空前のペットブームが起こり、ペットの社会的地位は向上しつつあります。
次第にペットは家族同然の存在という価値観が広がり、マンションで室内飼いをするケースが増えたことでペット葬儀のニーズが急速に高まりました。
現在、ペット葬儀社は全国におよそ600存在すると言われています。


ペット葬儀の種類について

そして現在、ペット葬儀は大きく分けて「国営」と「民営」に別れます。

また民営のペット葬儀

  • 斎場固定火葬炉
  • 訪問火葬車移動火葬炉

の2つに別れます。


ご葬儀の種類としても「合同葬儀」と「個別火葬」に別れます。
それぞれの特徴を説明致します。
合同葬儀の特徴
合同葬は、複数のペットの遺体を同時に火葬する形式。費用は安く抑えられますが、複数のペットの遺骨が混じり合うため判別ができず、遺骨の持ち帰りはできません。

個別葬の特徴
一方で個別葬は、1体ずつペットの遺体を火葬する形式です。合同葬と比較すると費用は高くなりますが、ゆっくりとお別れができますし、遺骨の持ち帰りもできます。

個別火葬には
火葬やお骨拾いを、葬儀場の運営者やスタッフにすべて一任火葬と、飼い主が立ち会う形式があります。
一任する形式は、手厚くペットを弔いたいが時間が取れない、という飼い主の希望に沿えますが、火葬やお骨拾いに立ち会えません。
立ち会いは、お見送り、火葬、お骨拾い、納骨まで含まれた、人間の葬儀とほとんど違いがない形式で、要望に沿った手厚い葬儀が行えます。

この記事をお読みの方は、ペット火葬に関してお悩みの方が多いと思いますので、
それぞれの特徴や火葬場所、平均的な費用予算を表にして説明致します。
参考にして下さい。

国営
葬儀場所 各市町村管理の固定火葬炉
ご葬儀種類 合同葬儀が基本
ご遺体の移動方法 自身にて斎場までお連れする。
費用予算 5千円~1万円 (体重により異なる)
お骨の取り扱い 各市町村にて、埋葬や廃棄物として処理
特 徴 国営の為安価にてご火葬可能
備 考 葬儀社では無い為、廃棄物として処理される等、十分なお別れも出来ず、お骨が戻ってこない。
※市町村により個別火葬を行っている場合もあります。

民営斎場型
葬儀場所 民営斎場の固定火葬炉
ご葬儀種類 合同、個別(一任、立ち会い)
ご遺体の移動方法 自身にて斎場までお連れする。
費用予算 3万~10万円(体重により異なる)
お骨の取り扱い ・合同葬儀の場合は、提携寺院等に埋葬。
・個別の場合は、ご遺族様の元にご返骨
特 徴 費用が高額になるが、人間と同様なご葬儀が可能。
車が無いと利用が難しい。
備 考 ※業者によっては、送り迎えがあり。

ペット訪問火葬型
葬儀場所 移動車火葬炉
ご葬儀種類 合同、個別
ご遺体の移動方法 自宅にお迎え
費用予算 体重別により変動
お骨の取り扱い ・合同葬儀の場合は、提携寺院等に埋葬
・個別の場合は、ご遺族様の元にご返骨
特 徴 訪問火葬車にてお迎えからお別れまで行う為、ご遺族様の移動は必要が無い。
自宅の庭や思い入れのある場所等でのお別れも可能。
備 考 目の届かない一任火葬等は悪徳業者等に注意が必要。

上記の通り、ペット火葬.葬儀と言いましても数多くのペット葬儀種類と形態に別れます。
また、ペット火葬社、葬儀社は特に資格や許可が必要無い為、あらゆる人間が起業出来ます。
中には、お金儲けのみを考えた悪徳業者もあります。
大切な家族とのお別れの際ペットセレモニー社選びは本当に大切です。
慎重にお選び下さい。


次回の記事は、自身の経験から、間違い無いペット葬儀社の選び方をご紹介致します。


ペットのご火葬、ご葬儀、
セレモニーに関してのご相談は
ペットの空へ。
0120-913-771


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